アルバイトと正社員の違いにびっくりした

アルバイトと正社員の違いにびっくりした

専門学校を卒業後3社受けた就職試験に落ち、とりあえずアルバイトでもしようということで、運送業の荷役業務に就きました。

 

当時は時給もよく、休みたい日は前もって言ってくれればいいというので、休みの要らないときは40日間ぶっ通しで働いたりもしました。

 

わたしの20代の時代は、バブル期で大学卒の初任給は12万円ほどでした。

 

私はアルバイトで18万円稼いでいました。

 

それは休まないからです。当時は20歳過ぎの若者ですから、厚生年金や雇用保険などの社会保障制度は知りません。手元にもらえるお金だけで満足していました。

 

このとき将来の夢などありませんでした。アルバイトでも正社員よりずっと稼げるので現状に満足していました。

 

心境が少し変わったのは、8月になり運送会社に大学生の荷役のアルバイトさんが3人来ました。

 

私に対しては先輩を見るような感じだったので満足していました。やがて夏休みも終わり、大学生のアルバイトさんも辞め時が立ち翌年の5月のことでした。

 

いつものようにトラックの助手席に乗り野菜の集荷をしていた時です。誰かが私を呼びます。

 

そうあのアルバイトをしていた大学生の一人です。カッターシャツにネクタイに革靴です。

 

話をすると県内では大きな会社に就職をしていました、話を聞くと残りの二人もいい会社に就職したようです。別れ際に『頑張ってください!』といわれました。何か空しい気持ちになりました。

 

私は目覚めました。自分のしたかった仕事はこれではない!と思い始めました。

 

その後運送会社の上司に了解をもらい、週に1回の休みに就職活動をしました。

 

現実は途中入社なんてほとんど無理でした。パートなら雇うとかいうレベルで、正社員はやっぱり荷役系の仕事しかありませんでした。

 

この時まだ22歳だった私はとりあえず量販店に準社員として入社し、自分なりに頑張り1年後に正社員として入社しました。

 

入社してわかったことは、賞与があるのに驚きました。もう一つは先ほどの社会保障制度などの福利厚生です。手取り給与はぐっと減りましたが、やっとともな社会人になったような気分の23歳でした。